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2008年2月15日 (金)

あきらめない気持ち・・・ズーリー

乱闘はあまり好きではない。以前、ズレータ選手が投手に殴りかかった時、

     『最悪な選手だ!』

と憤慨した覚えがある。彼がマリーンズに来る事となった時、正直不安でもあった。

ちょっと不思議に思ったことが、両球団たいした金額の差がなく、その上彼はファンを大切にするという話は良く聞いていたのに、どうしてマリーンズにきたのだろう?

チームメイトになる助っ人と仲がいいからと言って、それだけでは来ないだろう。

たったひとつ、気になることがある。

乱闘事件の際、ソフバが彼に罰として“ボランティア”を命じたこと。罰が“ボランティア”だとは・・・違和感を感じた方もいらしたと思う。

“ボランティア”は罰で行うものにしていいのだろうか?罰で行うのではなく、名誉として行うものとして、考えられているのではなかったろうか。

“ボランティア”に対しての考え方が遅れているといわれる日本。彼が、球団に不信感を感じたのはこのことも一理あったのでは?と勝手に思ってしまう。

    

1     = いざ、入団すると =

マリーンズに入るとすぐ、もといたソフバからも必要以上に頭周辺をビシバシ狙われた。宿命だとしても、見ていてかわいそうなくらいだった。

避けずに、打てないとわかると当たりにいく選手もいるが、彼は必死に避けている。

2 3 しかし、どの球団も同じところを狙ってくるため、同じところを痛め(噂では骨折した上からまた当てられ骨折)結局活躍どころではなくなった。(頭を狙ってくるため、あたれば危険球だが、反射的に手で防御するため、手首に当たる)

     

入団前の心配など要らなかった・・・チームに溶け込み、死球を受けても自分の死球は我慢。(ただし、チームメイトが傷つけられたりすると話は別)

オープン戦3月13日、スーパー(?)プレイがでた。私には、微笑ましい『なんちゃって、アライバファインプレーもどき』に見えた。チェンジで戻ると、ベンチではハイタッチ!マリーンズでは当たり前だが、ズレータ選手は慣れていなかったようで、ちょっと不思議そうに、でもうれしそうだった。

そのプチファインプレーとは、ファーストズレータ選手が体勢を崩しながらキャッチした球を、セカンド根元選手が受けファーストに送球でアウトをとる・・・正直、このプレーだけではたいした思い出になっていなかったと思う。

実は、ズレータ選手がファーストにいた時、セカンド・サード・ショートには若手が付いていた。試合の合い間のキャッチボールを見ていると、いつもズレータ選手に対して若者達のうれしそうなこと・・・いい雰囲気だった。

わずかなことだろうが、こんなあたたかみのあるコミュニケーションが、いい連携プレーに繋がるのだと私は思っている。

ただ、困ったことが、ズレータ選手が死球で怪我をしながらファーストをしていた時、最初は皆気を使っていたが、いつしかそれを忘れたらしく、試合の合い間のキャッチボールで西岡選手や今江選手が楽しそうに、はしゃぎながらおもいきり送球・・・ズレータ選手笑いながら捕球するも、素人目にみても痛そうにしていた。ただし、西岡選手や今江選手には見えないように(後ろに手を隠しスリスリしてたので、しっかり1塁客席から見えていた)。

4月19日、試合前小指骨折と知り、ファースト誰だろう?と試合に向かった。ファースト“小指骨折のズーリー”・・・

   なんと、その試合でホームランを打った!

      頼もしい限りだ。

昨シーズン、マリーンズらしからぬ

   “あきらめない”

試合を何度か目撃した。やはり、3月24日の開幕戦がこの現象を生み出してくれたと言っていいのではないか?

正直、0対4で迎えた6回、悪天候でこの回で終了だろう・・・私の頭の中は、“あきらめ”がいっぱい浮いていた。

2アウト満塁、打席にはズレータ選手。投手は今や日本代表のダルビッシュ投手。

    満塁ホームラ~ン♪

こんな場面でこんなことがあっていいのか?

     頭の中は△*?●#?□

あきらめなくていいんだぁ~そんな気持ちを、帰宅の電車でしみじみ味わった私。

きっと、私だけではないだろう・・・多くのファンもそして選手もみんな

 『最後まであきらめない!』ことを実感したのは。

4 以前、ファインプレーとは呼べないが、必死さの伝わってくる守備を見せた時、また、アウトになったもののカットでかなり粘った時、ベンチからも観客席からも大きな拍手と声援をうけた。

彼はとてもビックリし、喜び方を上手に表現できなかったようだ。そうかもしれない。前いたチームでは、ファンからもナインからも打つことしか要求されていなかったのだから・・・

守備は決して上手ではないが、必死に捕球したときや、打てなくても粘って粘って投手にダメージを与えた時は、今年も拍手で迎えてあげて欲しい。

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コメント

ズレータ選手の開幕ホームラン、自分もあの時の事は忘れられません。
ずぶ濡れで辛いはずの帰り道が不思議な高揚でいっぱいでした(^^)

投稿: 黒水城 | 2008年2月15日 (金) 00時57分

ボランティアは償いではないですね。
社会全体から受けている恩に対しての感謝の気持ち、行動ですね。善意の行動に対してお返しを求めるものじゃないですね。求めなくても自然に返ってくる(相手、社会の善意が回り回って、心ある人には降り注いでくるもんです。)。「徳潤身」なんです。
がばいばーちゃんが言ってるように、本当の愛、善意は相手に気づかれなく(相手が気を使わないように)行うことが、ベターです。その領域に達しなくても、善意の行動は恥じることなく、照れることなく行いたいものです。

投稿: 和田 興三(静岡) | 2008年2月15日 (金) 07時32分

黒水城さんも、あの試合感動されましたかぁ~♪私も、今でも忘れられない試合です。
ただ、B☆B&マーくんの中止決定後の絡みを見れなかったのが残念で、残念で・・・
 
和田さん、私はいつも周りから助けていただいてばかりです。今年は、和田さんに教えていただいた『徳潤身』を忘れないようにしたいと思ってます。

投稿: ふじきせき | 2008年2月15日 (金) 22時42分

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