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2008年9月29日 (月)

9月27日 マリンスタジアム・・・王さん

A1

  

昭和52年、私には兄が2人いるのだが、10歳離れた上の兄がタオルをうれしそうに見せてくれた・・・兄はその頃東京の大学に行っていたのだが、滅多に帰って来なかったのに、父と私にそのタオルを見せに、わざわざ土日を使って帰省した。

 そのタオルは、

   王貞治756号

    ホームラン記念タオル

                  だった・・・

この記録が間近に迫ったころ、王さんの自宅にファンが押し寄せサインを求めた。

遠くから来てくれたからと、断ることなく全てのファンにサインをしたそうだ。その時代、今と違いマスコミは平気で選手の自宅を映像で流すので、毎日のようにファンが来たと言う。

昔から、ファンを大切にする王さんだったのは有名である。だから世界の王なのかもしれない

  

9月27日、マリンスタジアムでのホークス最終戦

  

A1_2 A2 A3 A4 A5 A6 マリーンズナイン&コーチ陣含み、ボビーと共にグラウンドに整列する

  そして、王さんと一人ひとり挨拶をして・・・

  

選手達は、単なるセレモニーにしていなかった。表情は、確かに敬意をもって接していた。そして、私の周りにいた観客は、感極まってか、青春時代を思い出してか、多くの方が涙していた(わざとらしくではなく、涙をこらえているがなぜか出てしまうという感じだったから、ジーンとくる)

子供の頃、私にとって王さんは雲の上の選手・・・王さんを基準にプロ野球選手を見ていた私は、同じ紳士だったロイ・ホワイト選手を応援するようになった。

今思うと、打率が素晴らしかったわけでもないホワイト選手だったが、王さんのプロ野球選手のあるべき姿を教えてもらったおかげで、ホワイト選手に対しても、子供ながらに王さんのような尊敬の意を込めて、紳士的選手を応援できたのかもしれない。

王さんは記録だけでなく、“尊敬されるプロ野球選手”を確立されたと思っている。

私にとって王さんは、監督ではなく、最後まで王貞治という名の選手王さんのままだった。

  

       王 貞治  

  

福浦選手にとっても、やはり世界の王は憧れなのだろう

福浦選手、挨拶か?と思ったら、おもむろにボールを王さんに手渡す

A7 A8 A9     ボールにサインを貰う福浦選手

A10 実は、この時堀選手が羨ましそうにしていた。しかし、すぐに報道陣が集まってきた為、挨拶(サイン?)できなかったようだ。

  

A11 WBCで一緒だった中曽根さんも挨拶に・・・この姿に儀礼的ではなく、心からの敬意を感じた。

  

この日、田上選手が2ランを放った

試合前、田上選手に付きっ切りで指導していたのは、

A12     世界のホームラン王・王さんだった

  

A3_2  そして、もとホークスのズーリーにとっても特別な日だったに違いない。

マリーンズに来てから、ベンチの方針であるロブソン伝授(?)のアッパースイングに変えられてから、全く恐さがなくなっていた。

しかし、この日のズーリーの打席は、ホークス時代の打撃フォームを見ているようだった。体が、王さんの下で打っていた時代のフォームが蘇ったのか?

A4_2   3回 粘って粘って9球目をセンターへ

  

試合後、ベンチから選手と共に王さんが出てきた時、ライト外野からはマリーンズの勝利の応援歌・・・

しかし、内野ファンの大半は勝ち試合を喜ぶことを忘れたかのように、王さんを見つめ、私の側にいた年間シートのおじさんは、黙って帽子を取り、王さんに向かって深々と頭を下げていた。

何かその対照的な瞬間、一つの幕が下がっていく、時代の流れみたいなものを感じた

  やはり、まじめな人間が

        評価される時代がいい

  

追伸・・・頼むから、オリックスさん、最終戦のイベントで、王さんに変な仕事をさせないでください。世界の王にピエロみたいな事はさせないで下さい。王さんは、まじめな方です。きっと何かお願いしたら、断らないでしょう。しかし、絶対誰の引退かしらないが、引き立て役みたいなピエロだけにはしないで下さい

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日記・コラム・つぶやき  08年」カテゴリの記事

コメント

 グランドに溢れる報道陣の多さに
吃驚しましたね。 まぁ、でも納得。
好いセレモニーでした。 王選手の
ホームランを観て育った世代なので
感慨深いものがありました。
 沢山の温かい拍手が鳴り止まない
マリンスタジアム。 目頭が熱くなりました。
福浦選手がポケットからボールとペンを
出したのは、なんだか微笑ましかった。
 弾丸ライナーがスタンドに吸い込まれていく
ホームランは、懐かしい思い出です。
 

投稿: すーさん | 2008年9月29日 (月) 21時04分

僕は王さんの融資(ってそりゃ銀行だろっ)雄姿を見て育っていない身なので、王さんの雄姿は監督の姿しか見たことがないので、ピントこないです。


母は後楽園球場での雄姿を見たことがあるそうで、今の4番打者よりすごかったといってました。日本が誇る超一流の選手だったんですね。


最近王さんの話題がどこのブログでも多いのでブロガーさんの歳あるいは世代がだいたいわかるような・・・・

投稿: しん | 2008年9月29日 (月) 22時06分

すーさん、いつもコメントありがとうございます
 
セレモニーの時、“うる”っときていた方を見ると、私位から上の年齢の方が多かったような・・・
みなさん、後楽園時代の選手の王さんを思い出していたようです
  

投稿: ふじきせき | 2008年9月29日 (月) 23時44分

しんさん、私の年齢バレバレでした?
お母様も後楽園で・・・私も後楽園世代なんです~
子供だった私は、王さんから“尊敬される選手とはどういう選手か”、“4番に責任を持つ打者”を教えてもらいました
おばちゃんだけど、今後ともよろしくお願いしま~す

投稿: ふじきせき | 2008年9月29日 (月) 23時52分

私も油断していると無意識に「後楽園」って言っている、そんな世代です、はい(^^;

世間では人格者とか求道者とか言われる王さんですが、いろんなエピソードを聞けば聞くほど、どん欲でまっすぐで、実はかなり熱い人なんだなあと思います。
その、まっすぐなところがぶれないのが素晴らしいですよね。

マリンでも王さんに餞できて良かったですね。テレビでしか見られませんでしたが、ロッテファンとしてちょっと嬉しかったです。
あとは、ノムさんが締めてくれるのを期待しましょう。

投稿: 川崎まりんず | 2008年10月 1日 (水) 23時21分

川崎まりんずさん、返信遅れすいませ~ん
  
やはり“後楽園”時代ですか・・・“横浜ベイスターズ”を時々“大洋”って言っちゃうことあるんです
  
そうですね、セパの違いはありますが、同じ時代を共に歩んだ野村監督にお任せですね。

投稿: ふじきせき | 2008年10月 2日 (木) 12時43分

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