ガス文庫《俺は知ってる》

2007年4月25日 (水)

おにゃじが捕まる?№1・・・警察編

昨日は、俊介投手に勝ちつかず、残念だった。

「今年から、ストライクゾーン広くなるって言ってたのに、狭くなってんじゃん・・・」て、愚痴ってたけど、とりあえず勝ったし。

勝った日、必ずバキ(飼い主)は、一缶多めにモンプチくれるから、“ニャッキー!”

Marine_07_03_vol_012 今日から、我が家で起きた大事件四話連続、俺が執筆する。(飼い主バキの性格は、カテゴリーのペットを覗いてくれれば、理解いただけると思う)

   

《恐怖の前ぶれは、一本の電話からだった》

先日、以前住んでいたところの管理人さんから、バキ(飼い主)のところへ電話がきた。

「忙しいとこごめんね~。実は警察の人があなたと直接話したいって側にいるんだけど・・・。大丈夫、あなたの大変だったことや、お隣さんとのことは、すべてお話ししてあるから・・・。」と。

俺は(バキ何かやらかしたな~!あの性格なら、いらぬおせっかいでもしてあやしまれたのか?)と思ったが、なにやらおにゃじの事らしい。

警察は家族構成や、仕事などいくつか聞いてきた中で、

警察「奥さんか、だんなさんは野球用のTシャツお持ちですか?」

バキ「はい!野球用2人ともございますよ」

この、“はい!”がまずかった。

警察「今、その野球用Tシャツはお持ちですか?どんな感じのものですか?」

警察の口調が急にきつくなった。バキは、何を疑われているのかさっぱりわからず、しかし、バキも負けじと強い口調で、

「今ございますよ!2人ともデザインは同じで、長袖は白かグレーの無地、半そでは黒で胸に『Marines』、背中には私が1、主人が50と、43と、あと無地と、そんな感じで文字が入っております。」

すると困ったように警察「あの~、それ野球用ですか?」と。

馬鹿にされたと思ったバキは、怒り口調で、

「そうですよ、野球観戦のときに着ていくんです。悪いですか!ご存知ないと思いますが、今はそこそこ人気球団なんです!千葉ロッテマリーンズの“マリーンズ”です。それくらい覚えといてくださいね!」

しかし、なんかおかしい・・・そう、警察は野球は野球でも、観戦用ではなく試合に着るものを言っていたのだ。

警察「ロッテですよね~。私浦和出身なので知ってますよ。すいませんが、観戦用ではなく、選手が着るラグランタイプの袖が紺とか黒のです。」

バキもこの時さすがに警察の意図するところが理解できたのか、はずかしそうに、

「あっ、ごめんなさい。ちょっと違っちゃったみたいで・・・。持ってませ~ん。」

警察「ちなみに、トレーナーはもってますか?」

バキ「はい、トレーナーは・・・」

だか、この“持ってませ~ん”“トレーナーは”がよくない。

この時、バキが一言“マリーンズの文字が入ったグレーのトレーナー”といっておけば、大事にはならなかったのだが・・・使えないバキである。

しかし、それ以上に、

警察「ちなみに、○年○月○日はどちらに?」

バキ「私は、静岡の実家に戻っておりました。」

このバキのアリバイ発言が、

  後々、おにゃじに恐怖をもたらしたのである。

           次回へつづく・・・

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2007年4月26日 (木)

おにゃじが捕まる?№2・・・密告者編

昨日、バキはパソコンに向かって、「やっぱり野球は、1にピッチャー、2にピッチャー、3,4は守りで、5が作戦!」と、いつものことだが訳のわからないことを叫んでた。とりあえず、マリーンズが勝ってくれ、モンプチ一缶多く食すことができたので、バキのうるささは我慢した。

昨日に続き、執筆は俺“ガス”。

初めての方は、ぜひカテゴリーの“ガス文庫”の『おにゃじが捕まる?№1』をごらんいただきたい。もし、良ければペットから覗いていただくと助かる。

Blog_neko_030 おにゃじ(飼い主の夫)に訪れようとする恐怖の種を蒔くのは、いつもバキ(俺たちの飼い主)であることをしってほしいので・・・。

 

 

 《おにゃじへの疑い・・・》  

警察からの電話で、野球用Tシャツを持っていないということが、実は大きな問題だったことを聞かされたバキ。

以前、世田谷で事件あったが、まだ犯人が見つかっていない。その犯人は、野球用のラグランタイプのシャツを現場に残していったという。そして、被害者のトレーナーをかわりに着ていったと。

つまり、いま犯人はそのTシャツは持っていないが、トレーナーは持っているということになる・・・現場には、指紋が残っていたという。

警察は、今回手を広げ、一軒ごと杉並区にも聞き込み調査をしたらしい。

とある人から、ある部屋のベランダに、そのTシャツが干してあったと・・・。それも1枚だけ1週間ぐらい。

その部屋とは、俺たちが拾われた時住んでいた部屋のことだ。

バキも俺も、とある人が誰か、すぐわかった。その人は、お隣のおばあさん。

そのころから、見かけは元気なのだが、実は痴呆症で近所に息子さんがいるが、一緒に住むことを家族から拒否され、ひとり暮らしをしていた。近所では、すぐ派出所に行くお騒がせおばあさんで有名だった。バキも、そのことは知っていたので、できるだけ静かに暮らしていた。

近所に、バキが飼ってるウサギが植木をあらすだの、昼間新聞屋を部屋に入れてるだの、バキが部屋で駆け回ってるだの言ってまわっていた。

いっておくが、ウサギは飼っていない。この頃バキはおにゃじからうるさいサルということで、“ウサル”と呼ばれていたのは確かだ。それと勘違いしたのか?俺達は、この頃ベランダには出たことがないし・・・。

確かに、隣のおばあさんの影がガラスに映ることしばしば。しかし、おおっぴらバキは、「覗かれても減るもんじゃなし」と、まるで気にすることなく、生活していた。

バキは警察に、そのおばあさんではないかといったが、教えられないと、しかし想像されてる方です・・・とも。

すぐ側の派出所に俺たちの記録が残っていた。

俺たちがバキに拾われ、バキが相談に行ったこと、バキの自転車に乗っていたおにゃじが自転車泥棒と間違われたこと、成長していく俺たちを用もないのに見せにいっていたこと、引越しの時挨拶&手伝わされた?ことなど。

その記録と、管理人さんや近所の方たちのお陰で、多少疑いもはれたが・・・。

しかし、『とりあえずお二人にお会いし、だんなさんの指紋をとらせてくれないか』と

   ・・・って、まだ疑われてるじゃん!

   それに、指紋て俺でいったら、肉球か?

バキではなく、おにゃじが疑われるとは、なんてひどい世の中なんだ。下手をするとおにゃじがつかまってしまうのか?

     次回、バキがおにゃじの敵に!?

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2007年4月27日 (金)

おにゃじが捕まる?№3・・・夫を疑う妻編

昨日、試合負けたのに、なんかバキ機嫌がよかった。

先日、バキが清水投手からサインをいただいた際、ちょっぴり悲しそうにバキに投球のことを話したそうだ。(いくら不調でも、決して嫌な顔せず、いつもサインを快くしてくれる清水投手)

その時バキが「大丈夫です!」って言ってしまった。

なんの根拠もないくせに・・・。

しかし、清水投手はいい加減なバキの「大丈夫です!」に答えてくれ(?)、負けはしたがいいピッチング、それも完投・・・おかげで、家庭も平和。

Blog_neko_003 今日は、連載の三話。初めての方は、ガス文庫を覗いてくれると助かる。

  

 

 おにゃじの身に恐怖が忍び寄る・・・

バキは電話口で、警察となにやら小声で怪しげに話していた。聞き耳を立てて聞いていたが、どうやら今から会いに来るらしい。

この日おにゃじは午後から出勤。電話がきた時は、グレと楽しく朝風呂タイム。

おにゃじに相談することもなく、バキは勝手に話を進めていた。

警察は今から、おにゃじの指紋を採りに自宅へ行っていいかという。

警察「今、ご主人どちらに?指紋よろしければ、採らせていただきたいのですが。」

ちょっと待った~!指紋を採るほど、おにゃじはそんなに怪しいのか?

バキ「主人は自宅です。大丈夫ですよ、今お風呂に入ってますから。指紋ですか?・・・わかりました。お待ちしてます。ところで、パトカーですか?覆面ですか?ガラスのコップか何か用意しとくんですか?」

 おいおい!おにゃじを犯人にしたいのか?

俺は推理ドラマ見すぎのバキにあきれてしまった・・・

警察もかなりあきれたようで、

「別に、そんな必要ありませんし、ご主人が嫌なら採らなくていいんですよ。」

しかし、この時すでに、バキは自分の世界に入っていた。

「いえ、私が説得します。必ず指紋採って見せます!」

   ・・・って、おい、

  あんたが採ってどうすんだ~!

それに、この時点で、妻が夫を疑ってるじゃん。

くれぐれも言っておくが、この事件の日、バキとおにゃじは、バキの静岡の実家に帰省していたのだ。

バキは電話を切ると、すぐお風呂のおにゃじにすべてを話した。

おにゃじは裸のまま、言い返す気力もないほど、ショックをうけていた・・・そう、妻のあまりにひどい仕打ちに。

「もう警察来ちゃうから!はやく用意してね。」

のバキの冷たい言葉に、おにゃじは今後この人間と共に過ごしていいのだろうか?と疑問に思ったようだが、俺に言わせれば、気づくのが遅かっただけだ。

バキは、なかなかこない警察を、

「ここわかりにくいから、ちょっと見て来る。」

といって、わざわざ外まで迎えに行ってしまった。

    いよいよ、

警察&バキVSおにゃじの対決に幕があがる・・・

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2007年4月28日 (土)

おにゃじが捕まる?№4・・・警察&バキVSおにゃじ最終編

Blog_neko_009 今日は、俺ガスの執筆『おにゃじが捕まる?』最終話だが、くれぐれも言っておくが実話である。

初めての方は、今日だけ読んだら意味不明だと思うので、ぜひカテゴリーのガス文庫を覗いてくれ。

   

 

  《いざ、対決の時が・・・》

しばらくすると、がっちりとした体つきの黒の革ジャンを着た目つきの鋭い男と、ちょっと知的そうな男2人を、おかめ顔のバキ(飼い主)が引き連れてきた。

俺は柱の陰から、四面楚歌のようなおにゃじを見守っていた。

その“デカ”の目は、鋭くおにゃじを見つめる・・・以上に、バキの冷たい視線がおにゃじを突き刺す。

    気分はデカの妻バキ!

おにゃじは、指紋を採ることに抵抗を感じ、とりあえず信用できないバキの話はほっといて、改めて、警察から直接経緯を聞いていた・・・が、じっとしていられないバキは、つい、

「指紋採ったら、今日から悪いことすれば、わかっちゃうんですよね~。どうする?とるよね?」と、他人事のように言うバキ。

警察「指紋は今この場で見て、すぐ捨てられるようになっております。」

と言って、手のひらサイズの虫眼鏡みたいなものと、指紋用の紙を見せた。

警察の人の頭の中には、犯人の指紋がしっかり記憶されているのだ。

「実は引っ越された場所を確認したかったのです。引っ越される前、この隣のマンションに犯人がいるのでは、そして犯人は女性と2人暮らしらしいとの情報がございまして、当時近所の方ほとんど採らせていただいたんです。当時のこのマンションの方にも・・・。」

すぐに納得したおにゃじは、警察に協力した上、いい加減な妻を持つおにゃじに同情したらしく、警察もかなり詳しくバキを無視して事件の事情を話してくれ、遺留品の写真なども見せてくれた。

忙しい警察をつかまえ、推理ドラマ好きのバキは、根掘り葉掘り事件のことを聞き出す。

  あんたが、デカを誘導尋問してどうする~!

警察が「これは、疑っているわけではありませんので・・・一応、旦那さんその日はこちらのマンションに?」

すかさず、バキが

「その事件の日、私たち静岡の実家に行ってるときだったので、こんなに大変だったとは知らなかったんだよね~、はやく解決してほしいね。」

と、当日のアリバイの話をした。

警察「え?旦那さんもご一緒だったんですか?さっきお電話で、奥さん“私は”って・・・てっきり旦那さんお一人で東京にいたかと。」

そうなのだ、バキは電話で

    “私は”静岡の実家に・・・と

内心(早く言ってよね!さっき電話では、まるで一人で行ったみたいに言ってたのに~)って感じだった。

警察も、わざわざくるんじゃあなかったと後悔していただろう。

警察が去った後、バキにおにゃじは

「TVとは違うんだから、あんたのいい加減な言葉で警察の人は余分な仕事してるんだよ・・・それに、なぜ俺も一緒に静岡に行ったこと話さなかったんだよ~」と悲しそうに話していた。

とりあえず、一件落着となり、一安心。

その後すぐ、以前の管理人さんから連絡があり、

「本当に、困っちゃうの・・・。お宅だけじゃないのよ、犯人にされたの。私が知ってるだけでも5人はいるのよ。」とのことだった。

私たちの後に入った人は、お隣おばあさんに犯人だと直接言われ、怒って出て行ってしまったとのこと・・・。

 犯人にするなら、おにゃじじゃなくて、

        絶対バキにしてくれ~!

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2007年6月29日 (金)

引越しの理由・・・貝殻事件①

101_2 野球ファンの方々、今日から五話連続、俺“ガス”が執筆する。

野球じゃないからって、スルーしないでくれ!

絶対、バキよりまともな文だから・・・。

ちょっと、トレード話・・・吉井投手が来ると、バキより年上選手、小宮山投手に加えもうひとり。

よかったね、バキ。だた、バキが“必死応援”をしていた久保投手が骨折!ただいま、バキ落ち込んでいる最中。久保投手よ、俺達の家庭平和のためにも、早く治ってくれ。そして、先発にこだわる吉井投手よ、バキが暴れることのないような、いいピッチングをしてくれ・・・。   

   《引越しの理由、スタート》   

俺達が最初住んでいたマンションは、表向きペット禁止だった。

バキ(飼い主)は、俺達を拾った瞬間かなり悩んだが、マンションのすぐ隣にある派出所に“落し物”として届けた。

警官の人に「もし、受け取ってしまうと、保健所へということになりますが・・・。」と言われ、とりあえず部屋に連れて帰ってくれたバキ。

実はこのマンション、みなさんかなり昔からペットを飼っていたそうだが、捨て猫などを飼ってくれるらしいという噂が流れ、一時期マンションに捨て猫が増えたという。

そのため、近所にはあのマンションはペット禁止らしいと言うことになっている・・・と言っていたそうだ。

管理人さんが親切な方で、俺達を堂々と飼える環境を作ってくれた。

お陰で、お隣さんのことさえなければ、引っ越すこともなかったのかもしれない・・・。

ある日、いたずらグレ(俺の姉)が、バキがトイレから出る瞬間、トイレの手洗いタンクの水を飲みに入って行った。すると、トイレから

  『ガラ~ン♪』と不思議な音。

と、同時に、グレがそそくさとトイレから出てきた。

そして、バキがトイレに入る。

  『たいへ~ん!水が流れな~い!』

バキが、ハッ!と思い出した。

  『サザエがな~い!

      グレやったでしょ!』

バキに言わせると、タンクの水が流れるところにサザエの貝殻を置いてたらしいが、それがなくなっているという。そして、あの『ガラ~ン♪』という音。

俺に言わせれば、グレが便器の蓋を開け、貝殻を落とせるはずがない。蓋を開けっ放しにしたバキが悪いと思うが・・・。

夕方、おにゃじ(飼い主の夫)と相談し、業者に頼むことにした

・・・が、バキは一番の原因?をおにゃじにはまだ言っていなかったのだ。

言えるはずもない。いつも、グレがタンクの水で遊ぶので、必ず便座の蓋はするよう、おにゃじからしつこく言われていたのだ。

しかし、こんな小さな出来事が、あとあと信じられないほどの大事になるとは、俺も予想できなかった。

    次回の貝殻事件②で本当の原因が・・・。

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2007年6月30日 (土)

引越しの理由・・・貝殻事件②

102 ①に続く・・・野球ファン達のみなさん①読んでくれてる?信じてるよ・・・。

    

その夜、トイレ修理を頼んだ業者がきた。

賃貸のため、チェックだけして、後日大家さんに連絡するということとなった。

以前から、徐々に水の流れが悪くなってはいたらしいが、いくらおにゃじが修理してもらおうと言っても、ズボラなバキにはたいして気にならなかったらしい。

おにゃじは、「前から直そうと言ったのに、ぜんぜん言うこと聞かないから・・・。」と、バキに言うと、めずらしくバキが

「そうだね。もっと早く頼むべきだったね。まだいいって言っていた私がいけなかったの、ごめんなさい。」

この気持ち悪いほど素直な応対に、おにゃじは何かを感じた。そして

     「なんか、俺に隠してるだろう?」

      さすがおにゃじ!

そして、バキの一言

  「何にも落としてないもん!」

おにゃじ「おとしたんでしょ、詰まる物・・・」

バキ「貝なんて落としてないもん!」

俺(自分から暴露してどうする?おもいっきり誘導尋問に引っかかってるじゃないか。)

おにゃじ「どれくらいの大きさの貝?」

バキ「・・・サ・ザ・エ。」

おにゃじ「済んだことはしかたないから、正直にはなして修理しよう。」

おにゃじは業者に正直にいきさつを説明したが、

業者「そんなの詰まりませんよ。この筒通過すると下広いですから・・・それに、もうとっくに流れてますって。原因は古すぎるからです。」

これで少しは安心した我が家だった・・・が、この出来事が、多くのトラブル?を招くことになるとは、まだ誰も知る由もなかった。

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2007年7月 1日 (日)

引越しの理由・・・変な工務店①

103

世の中には、信じられないほどいいかげんな人種がいるらしい。信用とか、信頼という言葉を知らずに生きているのだろう。寂しいことだ・・・。

   

グレが落としたらしいサザエの貝殻は、トイレ詰まりの本当の原因ではなかったことが判明。

とりあえず大家さんに連絡・・・といっても、実は分譲マンションで、大家さんは宮崎県在住。とりあえず、近所で大家さん代理をしている人に連絡をした。

すると、業者は自分の知り合いに頼むから、そちらの呼んだ業者は断ってくれとのこと。

まあ、当たり前か・・・と思い、後日改めて日時を決めてから工事に取り掛かるとの事。

一安心したのもつかの間、バキが“スポスポ(トイレ用吸引カップ)”持参でトイレに入ると、

 『たいへ~ん!水降ってる~』

     と、訳のわからないことを・・・。

 『天井から水が降ってるみたいけど、

     おにゃじなんかしたでしょ?』

  と、さらに説明になってないことをいい、

おにゃじ「何にもしてないよ、上の階の水漏れじゃないか?」

   おいおい!トイレで水降る訳ないし、

 おにゃじが水漏れの原因な訳もないだろ、

        もう少し考えてしゃべれよバキ!

管理人さんと上の階の住人に連絡。

すると、その日のうちに上の階の住人が頼んだ業者が来て、応急処置をし工事の日どりを決めていった。

この時、鈍感バキでも、何かが違うような気がしていたらしい。

そう、実はバキの部屋のオーナーさんは、ほったらかしで有名な人だった(後に近所の人から聞かされたそうだ)

 このわずかな“なんか違う”が的中し、

 この後ノーテンキバキを

    ノイローゼ状態?に追い込むのだ。

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2007年7月 2日 (月)

引越しの理由・・・変な工務店②

104

勝てると思ってた試合を落とし、昨日も後半危なかった。

しかし、何とか勝ち、台風状態だったバキも、少しは穏やかになっていた。

ここまで、勝ち負けに左右される家庭での生活は、とても疲れる・・・。

   

この世には、何にも深く物事を考えようとしないバキ(俺の飼い主)より、もっといい加減な人間が存在しているのだ。

   

 前回の話につづく・・・  

自分の部屋のトイレの詰まりに加え、上の部屋のトイレの水漏れで、トイレの電気は使えず、流すのにもバケツで水を汲み流すという、原始的使用方法で、神経を使う日々を過ごしていたおにゃじ。

ちなみに、田舎育ちのバキはすぐに順応していた。

上の階の業者は、1週間ぐらいの間に、何度も訪れ直していった。

問題は、トイレ詰まりの方だ。1週間待っても連絡は来ず、ますます状況は悪化する一方。バキが何度か連絡すると、やっと業者が来る日が決まった。

その日午前中に来るはずの業者が、夕方5時になっても来ない。俺達の活動範囲が狭まり、俺もグレもイライラがつのるのに、なかなか開放されず。

はやくしてくれと思うのに、その業者は夜10時に電話で明日行くといってきた。

頭にきても、こればっかりはどうすることもできない俺達は、なんとなく元気のないバキを癒してやった。

後に知ったのだが、この時朝から食事もまともにしておらず、お腹がすき過ぎて元気がなかっただけらしい。

その後、おにゃじが帰宅。いきさつを知ると、いつもは穏やかなおにゃじが、めずらしく憤慨。

翌日、「最悪の時は、ガスゥ、トイレ貸して~」と、とんでもないことを言いながら、朝から業者を待つバキ。

業者が来たのは、またも夜10時。それも、遅いから来ないという業者に、その日すでに帰宅していたおにゃじが電話に出て、すぐ来させたのである。

つまり、頭脳的判断が乏しいバキは、おもいっきり舐められきっていたのである。

原因は、便器が古すぎるので取替えとの説明。

なんとその業者は、トイレを分解したままもう遅いからとさっさと帰ってしまった。

親切な管理人さんは、昼に管理人室のトイレの鍵を渡していってくれていたので、なんとかバキとおにゃじに、俺達のトイレを貸す必要はなかったが・・・。

その3日後、正式に修理し、また穏やかな生活が始まる・・・はずだったのだが。

  さらに、俺達家族に

信じられない悲劇が襲い掛かるのだ!

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2007年7月 3日 (火)

引越しの理由・・・変な工務店③

いい年になって、やっと大人のしがらみ?のようなものを覚えたバキ。ついでに、ちょっとした水まわりの知識も付いたようだ。

105    

  今日は《引越しの理由》最終話をお送りする

トイレを分解したまま帰ってしまった業者は、その3日後工事におとずれた。

バキは上下両隣に、「なんで私が?」と、愚痴りながら、菓子折りをもって工事前の挨拶。

いままでのことを管理人さんに話しておいたため、管理人さんからオーナー代理に催促してくれ、この日は昼過ぎには来てくれた。

心配してくれた管理人さんも、俺やグレを見守ってくれながら、ずっと側で見ていてくれた。

実はこの管理人さん、とても上品でやさしい女性だが、なぜか水まわりにくわしく、大抵の事は自分で修理してしまう器用な人なのだ。

このくわしさが、後々悩めるバキを救ってくれることになるのだ。

夕方には無事修理が終わり、ほっとひと安心・・・。

      そして、次の日

朝早くから、玄関のチャイムがけたたましくなり響くとともに、

 「大変ですよ~、水漏ってま~す!」

下の階の住人の方だった。

夕べから、壁が水浸しになってるとのこと。

現場を見に行ったバキに言わせると、部屋中水浸し、おじいちゃんの位牌も水浸し・・・。

なんてこった、俺はまだそのころ子供だったので、人の出入りの激しさがなんか刺激的で、ちょっと興奮状態。

大家代理に連絡すると、2日後に業者がいくだろうと・・・

バキは下の階の住人にその旨を伝えると、昔からオーナーに問題があったらしく、直接交渉をしてくれた。

その業者は、「壁をぶちやっぶって、中から直すから500万はかかるよ」と、信じられないことを言った。

応急処置を管理人さんがしてくれたのだが、工事の際すでに管理人さんは問題点をチェックしていたそうだ。

下の階の住人も管理人さんも、

「さっさと引っ越したほうがいいよ、ここのオーナー何もしないから、いつも半年も持たずにもめて、みんな引っ越すのよ・・・」と言い、

「私たちが、代理の人に話してあげるから、大丈夫」と言って、大家代理を説得し、他の業者を頼んでくれた。すると、2時間ぐらいで直ってしまった。

ノーテンキでも、痴呆症のお隣のおばあさんを除いては、近所の人に恵まれていたバキ。

周りの人の協力を経て、無事引っ越すことを決めた。

バキも、この事件のおかげで、少しだけ人を見る目が育ったようだ。そして、偶然にもいいご近所さんに恵まれたのだ。

そして、管理人さんやご近所さんからの力添えもあり、敷金は全額戻ってきた。

しかし『グレのサザエ事件』が元で、大事件となったが、おかげで静かな環境に引っ越せたことは良かったのではないかと、俺はせつに思った。

しかし、良いと思っても、そこはそこで何かがあるんだよね・・・。

そういえば、この時期ずっとトイレの扉を半開きにして入っていたバキは、今でもその癖がなかなか抜けないようで、時々、おにゃじに

  『トイレの扉、しっかり閉めなよ!』

       って注意されていたよにゃ~。

    

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2007年9月16日 (日)

おにゃじの悲鳴

俺ガス・・・今日からおにゃじ(飼い主の夫)とバキ(俺の飼い主)は遠征だそうだ。

だからブログ担当は俺。久しぶりに、ノンフィクションを書いてみた。

    

  秋らしくなってきた今日この頃・・・

001    

あれは、ちょうどむし暑い日の深夜の出来事だった。

実は、マンションの同じ階に住んでいた60代の男性が、孤独死をされていたそうだ。その時、動物的本能だけには長けているバキが、何度も管理人さんに、普通ではない匂いがするし、何かおかしいから何とか調べて欲しいと頼み込んでいた。しつこいバキに根負けして、仕方なく調べるとひとりぼっちで亡くなられていたとのこと・・・。

発見2・3日後のある日、深夜遅くにおにゃじとバキが野球観戦から帰ってきた。

俺は、いつも玄関の台の上で寝ているのだが、この日もそこに寝ていた。

くれぐれも言っておくが、飼い主を待っているわけではない、側にモンプチがあるからだ・・・

玄関の外でおにゃじとバキの声がしてきたので、玄関に目をやった。いつものように、玄関が開き、オカメ顔のバキが現れた。

バキ『ただいま~、ガスぅ~♪待ってたぁ?』

   俺(あんたなんか誰も待ってない!)

そして、俺を見つめながらバキが玄関から入ろうとした瞬間・・・

後ろにいたおにゃじが、突然扉のすぐ横の壁あたりに目をやり、

     う、うわ~!』

と、恐怖に顔をゆがめながら叫んだのだ。

     静かな廊下に響き渡るおにゃじの悲鳴!

その声で、バキは瞬時に扉にしがみつき、俺までも体中の毛が逆立ち、台から飛び降りて、グレと共に即座におにゃじのもとへ・・・

  おにゃじ『ガスグレ、くるな!』

そして、一瞬孤独死が頭をよぎったバキは、ホラー的発想で、

  『もしかして・・・なんか見える?』

と恐るおそる尋ねると、おにゃじは、壁を指さし真剣な声で

    『カメムシ・・・』と。

そんなおにゃじに、冷たくバキは

  『ゴキならまだしも・・・

      殺されるわけでもあるまいし』

といって、ティッシュに捕って外へ逃がし、ムッとして部屋に入っていった・・・。

ちなみに、コフキコガネムシだったらしい。

   本当に“虫”が苦手なおにゃじである。

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